多重債務に苦しんだ私が買い物をやめられた理由|自己肯定感と向き合って変われた話

傷ついたハートを胸の前でそっと抱え、穏やかな表情で見守る女性の水彩イラスト。自己肯定感を取り戻す様子を表現。 暮らし
傷ついた心をゆっくり癒していくイメージイラスト

こんにちは、多摩あん子です。

先日、クレカ多重債務からの脱出について書きました。

なぜ20年にもわたる借金から脱出することができたのか…

それは、わたしなりに自分の内面を探り、買い物やキャッシングをやめられない理由をつきとめることができたからです。

この記事では、自分の内面と向き合うことで、借金を卒業し、また繰り返さないようになったわたしの実体験をご紹介していきます。

買い物がやめられず、40歳を超えて多重債務に

以前の記事にも書きましたが、わたしは20代の頃からクレジットカードでの買い物を繰り返し、返済に困ると新たなカードを手に入れたり、消費者金融でお金を借りたりしていました。

その間、約20年!

普段は笑顔で友人と過ごしていても、借金のことはいつも頭の片隅にありました。

約20年もの間、ときどき返済に遅れながらも、カードを増やしたり、消費者金融で、クレカ返済のための借金をしたりと、自転車操業のようなカタチでなんとかしていました。

しかしそれも行きづまります。

とうとう、もうどうしてもお金が作れない!お金が返せない!という状態に陥ってしまったのです。

このときすでに40歳を超えていました。

結局、債務整理という形をとったあと、何年にもわたり返済を続けていくことになったのです。(現在は完済)

※ここまでの経緯はこちらに詳しく書きました。

なぜ買い物をやめられなかったの?鍵は「自己肯定感の低さ」

これまでどうしても買い物や借金をやめられなかったわたし。

なぜ自分は借金をしてまで買い物をしたり、エステに行ったりしてしまうのか・・・

そこに向き合わないときっとこれからも同じことを繰り返してしまうと思い、実行することにしました。

自分の内面を理解するために本当にたくさんの本を読み、
テレビやインターネットからも情報を集めることで、気づいたことがあります。

それは、買い物をやめられないのは、自分に自信がなく、どうしても自分のことを好きになれないからだというものでした。

わたしは自己肯定感が異様に低い人間だったのです。

ここから、少しくわしく説明していきますね。

自己肯定感の低さは、育った環境が原因

自己肯定感の低さの原因は、わたしの生まれ育った環境にあると思っています。

わたしは幼少期から両親に怒られてばかりで、手をあげられることも少なくありませんでした。

たとえば、小学校に上がる前には時計(時間)の見方がなかなか覚えられないからと言って、母親に置時計で頭を殴られました。

また階段ですれ違った父親に「なんでこんなおそくまで起きているんだ!」と突然頬を平手で殴られました。トイレに行きたかっただけなのに…

ほかにも大したことないようなことで、どなられたり手を上げられたりするのは日常茶飯事です。

高校生のころには、英語の予習の仕方が悪いと言って、父親からビンタされ鼻血を出したこともありました。

ことばの暴力もあります。

母親「あんたは顔も悪いし頭も悪い、いいところがひとつもないね!情けない!」

父親「こいつにできるわけがない」

などなど…

もちろん褒められたことなどありません。

自己肯定感の低さを埋めるための買い物

つまり、過去の成育環境によって、

自己肯定感が低くて、いじけていて、常にだれかと比べて落ち込んだり嫉妬したりするような大人になっていたのです。

だからお金がないのにカードで買った新しい洋服で着飾ったり、エステに行ったりすることで、自分をつねにアップデートしていないと不安でした。

また新しいさまざまなモノを買うことで、一時的な満足感を得ていました。

特に高級なものを買うというわけではなく、ただただ、洋服や雑貨など常になにか買っている、という感じです。

買い物をすることで脳にドーパミン(快楽物質)が分泌されるらしいので、それも買い物がやめられない要因のひとつだったかもしれません。

こうした行動はエスカレートしていき、

ほしいと思ったものは今すぐ手に入れたい
目の前のおしゃれなカフェに入ってケーキセットを食べたい
友だちに誘われたら旅行に行きたい

どんどん欲望はふくらんで、完全におかしくなっていたのです。

ついに債務整理まで追い込まれたことで、やっとこれまでの自分の行動と原因を見つめ直すことができました。

そして、散財したり着飾ったりして一時的な満足を得ても、結局心は虚しいままだということや、この先の生き方を変える必要がある、ということをようやく悟ったのです。

債務整理をきっかけに、自分と向き合い、心と体が軽く

その後債務整理がはじまってからは、き物が落ちたように異常な物欲が消え、必要以上にお金を使うことがなくなり、生活は180度変わりました。

自己肯定感の低さと真正面から向き合うことができたことで、行動自体が変わり、それまで感じていた異様な焦燥感からも解放されました。

先にも書いた通り、たくさんの本をはじめとする知識から、自分、そして自分の過去と向き合い、自己肯定感の低さを認識したことが、新しいわたしになれたきっかけです。

そこからは、つぎのようなことを心がけるようにしました。

  • すべてにおいて、だれかと比べない
  • ダメな自分、ダークな自分も認めてあげる
  • 親からの評価は正当ではないと理解する
  • 新しい服で新しい自分になろうとしない(する必要はない)
  • 自分の気持ちに正直に、人生を楽しむ

それでもときどきは、昔のようなマイナス思考が頭をもたげてくることもあります。

そのたびに根気よく、考え方のクセを矯正していきました。

その結果、借金以外の面でも、心と体が驚くほど軽くなっていったのです。

買い物依存からの脱出、そして生きづらさからの解放

わたしの場合、買い物依存や借金からの脱出に必要なのは、自分の内面をのぞきこみ理解することでした。

仮に債務整理で一時的に少し楽になっても、自己肯定感の低さと向き合わなければ、またいずれ買い物や借金をくり返していたと思います。

自分の内面を徹底的に見つめたことで、生きづらさから解放されることができたのは、人生の大きな収穫だったと言えるでしょう。

以上、わたしの個人的な体験を書いてきました。

ほとんどの方にはまったく参考にならないかもしれません。

でも、もし似たようなことで悩んでいる方がいらっしゃったら、少しでも次の一歩のヒントになれば嬉しいです。

ここまでお読みいただき、心より感謝いたします。

【免責事項】
この記事は、筆者の個人的な体験談をまとめたものです。
借金・債務整理・買い物依存・自己肯定感などの問題は、
背景や原因が人によって大きく異なります。

同じような状況でお悩みの場合でも、
すべての方に当てはまるとは限りません。

借金や債務整理に関するご相談は、
弁護士や司法書士などの専門家へ。

また、買い物依存や自己肯定感などの心理的なお悩みについては、
カウンセラーや医療機関などの専門機関への相談をおすすめします。

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