父は退院後どこへ?家族での話し合いーあん子的遠距離介護日記⑩ー

退院後の父の行先について話し合う家族のイメージイラスト 遠距離介護
退院後の父の行先について話し合う家族のイメージイラストです。

みなさまお元気ですか?

氷河期世代、万年非正規雇用の多摩あん子です。

PSPの父の退院日が迫る中、退院後の父の行先について家族で話し合いがもたれました。

(最近の記事は振り返って書いているので、現状とはズレがあります)

前回の記事はこちら👇

父の退院日が迫ってくる!退院後どうする?

父の退院日が迫ってきます。

ソーシャルワーカーさんからも

「そろそろお父様の退院後のことについてご家族で話し合ってください」

と言われました。

そうですよね…

向き合わなきゃいけないですよね…

父はもちろん家へ帰れると思っています。

わたしとしても、できれば帰してあげたい。

ただそれには大きなハードルがあるのです。

いざ話し合いだ!!

母と弟とわたしで、家族会議。議題は「お父さんの退院後」

父は家に帰りたい。

家族もできる限り父を帰してあげたい。

ただし家族ひとりひとりの思いには少しずつ違いがあります。

それぞれの意見としては、

弟:お父さんは、退院後家に帰るのが当然。介護施設などは議論の余地なし。

母:帰してあげたい。ただ介護がちゃんとできるのか不安がかなり大きい。

わたし:帰してあげたい。ただし、介護保険サービスをフルに使い、足りない部分は民間サービスに頼るぐらいしないと難しいのではないか。

だいたいこんな感じです。

わたしの中には、その場では口にできない思いもありました。

「父が帰ってきた場合、情緒が安定しているとは言えない弟が、ストレスで父や母に怒鳴ったりすることになりかねない」

「母は明らかに介護に向いておらず、父が帰ってきたら数日で根を上げて父にきつく当たるだろう」

「わたしは週に1回帰省する程度の介護サポートしかできないので、父が帰宅したあと家族の状態を心身ともに支えることができるのか不安」

ただしそんなことは、かなり話が通じにくい弟の前では言うことができません。

弟が「お父さんを介護施設に入れるつもりなのか」と怒り出す

わたしの本心を伝えるまでもなく、「お父さんが帰ってきた場合の不安点」をわたしや母が少しでも挙げようものなら、弟は、

「お父さんを施設に入れるつもりなのか!」

と怒り出します。

そういうことではないんですよ。

父をなんとか帰宅させるために、不安点を解消したいからあらかじめ話し合っているのですよ。

ふぅ、やれやれです…

弟の言動は、父を想うがゆえの優しさからきているのはわかっているんですけどね。

(このころ弟は、父が家に帰った時のために、看護士さんに教えてもらいながら父のおむつ交換をしていました。)

母の時と違い、介護サービスの利用はOKを出した弟

弟をなだめながらも、大事なことを確認しなければなりません。

要介護2の母が退院して自宅に帰ってきたとき、弟は、ヘルパーさんなどの介護保険サービスを入れるのを拒否していました。

詳しい記事はこちら👇

母はなんとかなっているものの、父を在宅介護するとなると、介護保険サービスなしではやっていけないでしょう。

「あなた、お母さん(要介護2)のときは、家にヘルパーさんを入れるのは嫌がったよね。」

「でも、お父さんを家で介護するなら、サービスを利用しないと家族だけでは無理だよ。」

「お父さんが帰ってきたら、訪問介護の人たちが家に入るのはOKしてくれるんだよね?」

そして母もここでわたしに加勢してきました。

「介護サービスに入ってもらわないと、おかあさん、絶対無理だよ!!」

弟の返事はというと、

「お父さんの場合は介護サービスを入れてもいい」

でした。

よかった…さすがに今の父の状態で、家族だけの介護は難しいと理解してくれているようです。

父を自宅で介護するという選択

家族での話し合いの結果、父を在宅で介護するという方針に決まりました。

ソーシャルワーカーさんにもその旨を伝え、父の退院に向けたカンファレンスが開かれることになるのです。

ここでのカンファレンスとは、患者とその家族・医療スタッフやケアマネジャー・介護サービスの関係者などが参加し、退院までと退院後の患者の生活について話し合う会議のことです。

そこで、有意義な話し合いができ…となるはずが、わたしにとってかなりショックな事件が起こります…

それはまた次回。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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