ケアマネジャーが3か月来ない!訪問がなかった理由と担当変更までの体験談ーあん子的遠距離介護日記⑭ー

ケアマネジャーとの信頼関係に亀裂が入り、向かい合う女性とケアマネジャーのイラスト 遠距離介護

こんにちは、多摩あん子です。

父の状況は変化し続けています。

そんな中、母についても困った問題が持ち上がってしまいました。

というわけで今回は母の話をしようと思います。

簡単にこれまでの経緯を説明しますと、父はPSP(進行性核上性麻痺)で要介護4、母は腰椎圧迫骨折を経て要介護2と認定されています。

そこでケアマネジャーを同じ方にお願いすることにしました。

つまりひとりのケアマネさんが、父と母ふたりの担当になってくれました。

ただ、父は施設に入所することになったため、施設付のケアマネジャーさんに変更しなければならないようです。

結果的に、母だけが当初お願いしたケアマネジャーさんに継続して見てもらうことになりました。

良い方についていただいたと思っていたのですが、後日、驚きの結末を迎えることになるのです…

前回の記事はこちら👇

母が退院してすぐにケアマネジャーさんが訪問。これから母のことは多少安心できる?

腰椎圧迫骨折で2ヶ月半ほど入院した母。

父を病院に残して先に退院することになりました。

母が退院したときのお話はこちら👇

まずは退院後にすぐにケアマネジャーさんの訪問があるとのことで、わたしもスケジュールを合わせてその日を迎えます。

このケアマネさんを仮にXさんとしておきます。

Xさんは、母にとって話しやすい方のようで穏やかに話が進みました。

今後ひと月分のケアプランも出してもらいました。

幸い母は入院中のリハビリで順調に回復していたので、特にデイケアなどには通わず、家の中で動きやすいようにレンタル手すりを設置し、杖を購入することに。

(当日は介護用品レンタルの業者さんにも参加してもらいました。)

また、趣味には積極的に参加することが心身に良い影響を与えるので、これまでとあまり変わらない生活を送っていきましょう、とのお話をいただきました。

これでひとまず母の自宅での生活も安心できる…と思っていたのですが…そうは行かなかったのです。

ケアマネジャーの訪問がないまま3ヶ月が経過

ケアマネジャーXさんの初訪問の後、母はまだ本調子ではないものの、できる範囲で家事をこなし、入院中の父の面会に毎日のように行き、なんとかがんばっていました。

ただケアマネさんからは、初回の訪問からずいぶん日にちが経ったのに何の連絡もありません。

要介護認定された場合、ケアマネジャーさんが最低でも月に1回訪問をしてくれるとい知識はありました(要支援の場合は3ヶ月に1回)。

ただしわたし自身、難病の父についても考えなければいけないことも多く、

「Xさん(母のケアマネジャーさん)からの連絡ないなあ…」

と思いつつも、なんとなく日々が過ぎていきました。

そして、この頃には母も

「Xさん、全然来てくれないし電話もないよ」

と少し心配そうでした。

そうして2ヶ月まるまる来ていない!とはっきり意識した時、さすがにおかしいのではないかと思い始めます(気づくの遅!)。

ここで、ケアマネジャーの訪問頻度について少し説明しておきます。

現在の介護保険制度では、要介護認定を受けている利用者の場合、ケアマネジャーは原則として月に1回以上、自宅を訪問して本人と面接することになっています*。

要支援の場合は、原則として3ヶ月に1回以上の訪問が必要です。

ただし、2024年度の制度改正により、一定の条件を満たせばオンライン面接を組み合わせることも認められています。また、特段の事情がある場合には例外もあります。

とはいえ、母の場合は初回訪問時からずっと訪問がなく、それどころか電話での連絡もありませんでした。

不安が募るなか、こちらとしてもどう出ようか、どこに出ようか迷っているうちに2ヶ月半が過ぎてしまいました。

そこで

「よし、3ヶ月待って何も連絡がなければ直接Xさんに電話しよう」

と決めたのですが、見事に連絡がないまま3ヶ月が過ぎ、ついに直電をすることになったのです。

*参考に、厚生労働省の資料を載せておきます。
e-Gov法令検索|指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準

3ヶ月訪問がなかった理由を本人に確認する

本来なら、ケアマネジャーさんが所属している事業所の管理者に電話をかけ、

「そちらのケアマネジャーさんからの訪問が3ヶ月ないのですが、どういうことでしょうか」

と問い合わせをして、事業所内で別のケアマネジャーに変えてもらうということもできます。

しかし、母の担当のケアマネジャーXさんは、なんとご自身が管理者なのです。

ですから、この事業所自体に不信感が湧きつつありましたが、Xさんの話をまず聞いてから最終判断をしようと思いました。

いざ、深呼吸をして電話をかけます。このときはすぐに出てくれました。

「お久しぶりです〜」という先方の悪びれないご挨拶に、こちらも「お久しぶりです」と返した後、早速本題に入ります。

わたし:
「母への訪問ですが、3ヶ月ありませんよね。ケアマネさんは最低でも1ヶ月に1度、利用者を訪問しないといけないはずですが、何かご事情がありましたか?」

Xさん:
「(気まずそうに)すみません…ちょうど昨日訪問してお母様がいらっしゃらなかったので、ポストにケアプランを入れておきました」

わたし:
「アポ無しで訪問されたのですか?通常はいつ訪問するというご連絡を事前にいただくものと思っていましたが」

Xさん:
「すみません…」

わたし:
「それにそもそも3ヶ月は全く訪問がありませんよね。何かご事情があったのでしょうか」

Xさん:
「ちょっとプライベートで色々あって…」

わたし:
「(おっと、驚きの言い訳…と思いつつ)プライベートで色々あって、3ヶ月訪問がなかったのですか?ケアマネさんは、ボランティアではなく、お仕事ですよね?この3ヶ月、母へ電話の1本も入れていませんし、もしご自身がどうしても来られない場合は、他のケアマネさんにお願いすることもできますよね?」

Xさん:
「はい…すみません…」

このやり取りの間、わたしは努めて穏やかに話すように心がけました。

そして最後に

「わかりました。今後のことはよく考えます」

と伝えて電話を終えたのです。

ケアマネジャーの変更を決意!新しい事業所を探す

おやおやおや?

プライベートで色々あったから3ヶ月訪問ができなかった?

わたしは派遣社員ですが、プライベートで色々あって休む必要がでてきたときには、必ず会社に連絡します。

ほとんどの社会人はそうしているはずです。

そもそもプライベートで色々ある人はたくさんいるし、仕事なら自分の業務に穴が開く場合は同僚のケアマネジャーに頼むなど、対策を考えるのではないかと思いました。

それに1ヶ月に1度の訪問なら、どうにか都合がつくはずでは??

うーん、もやもやする。

でももうぐずぐず言って時間を無駄にするのはもったいない!!

といわけで、まったくスッキリしないままですが、新しいケアマネジャーを探すことに。

いくつかケアマネジャーが在籍している事業所に電話をかけます。

その中から「ここは良さそうかも」と感じる事業所に、新しいケアマネジャーさんをお願いすることになりました。

新しいケアマネさんを探す過程で、コンタクトをとった事業所の窓口で

「現ケアマネジャーさんの訪問が3ヶ月ない」

と説明すると、みなさん一様に大変驚かれていました。

そうですよね。びっくりですよね。わたしもです。

実は、Xさんについては、初日の顔合わせに1時間近く遅れて来られたのに一言も謝罪がなかったり、電話の折り返しがなかったり、他にも「おや?」と感じる点はいくつかあったのです。

とはいえ人当たりは良いし、顔合わせの際には、取り止めのない母の話を穏やかに聞いてくださり、母が喜んでいるし、なんとなく心のどこかでは感じている違和感を見て見ぬふりをしていました。

でも今回の出来事で、そういう違和感をうやむやにするのはやめよう!と固く誓ったのでした。

ほかの利用者が心配になり、市役所へ共有

また、母はケアマネさんを変えることができましたが、Xさんに担当されている利用者さんはまだたくさんいるはずで、そちらが心配になってきました。

もし原則1ヶ月に1度の訪問が法令で決まっていると知らなければ、長期間訪問がなくても不思議に思わないかもしれません。

でも本来、ケアマネさんは、要支援・要介護という認定を受けた利用者が、さまざまなサポートを受けるために相談に乗ったり、ケアプランを作成したりするのがお仕事のはずです。

長期間ケアマネジャーの訪問や連絡がなければ、利用者の心身の変化や困りごとを把握できず、必要なサポートにつながりにくくなるおそれもあると思います。

もし担当ケアマネジャーの訪問が何か月もなく、それを異常な状態と知らないままに、辛い現状をがまんしている利用者がいるかもしれないと考えたとき、わたしにせめてできることは市役所への連絡でした。

市役所の介護保険関連の窓口に電話をし、今回母が体験した出来事を共有しておくことにしたのです。

今後Xさんが所属する事業所にちゃんと聞き取りや指導が入るのか、正直それはわかりません。

ただ願わくは市役所の良識が働いて、適切な対応がとられるように願っています。

次々起こる思わぬハプニング!それでも前に進む

今回は、母のケアマネさんにまつわるハプニングをお話ししました。

父が難病ということもあり、父について考えたり行動したりしなければいけないことが多く、母のことが少し後回しになっていたかもしれません。

でも、母も乳がん手術をしてから1年もたたないうちに腰椎圧迫骨折をして、かなり大変な状況ではありました(その途中で父の難病が判明)。

これからは、父も母もバランスよく見ていかなければ…

どちらについても次々と状況が変わるので、今回のようなハプニングが起こっても、悩んだり立ち止まっている時間は最小限にとどめたいところ。

そうしないと、今目の前で起きていることや、これから起こるであろうさまざまな問題に対処することができません。

今回のこともいい教訓にして、また進んでいきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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